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「サイトは見られているのに、お問い合わせが増えない…」
そんな悩みをお持ちの方へ。
原因は、**“お問い合わせフォームの設計”**かもしれません。

実は、フォームの構成やデザイン次第で、問い合わせ率は2倍〜3倍以上も変わることがあります。
今回は、Web制作の現場でも実践されている「成果を上げるフォーム設計のポイント」を、5つのベストプラクティスとしてご紹介します!

1. 入力項目は最小限に。削れるものは削る!

ユーザーにとって、フォーム入力は“ひと手間”です。
入力項目が多いと、「面倒くさい…」「あとでにしよう」と離脱の原因に。

フォームは「情報をもらう場所」ではなく「お問い合わせのハードルを下げる場所」です。

🔸たとえば:

  • 電話番号の入力は任意でOK?
  • 郵便番号や住所は本当に必要?
  • 名前のフリガナは使う目的がある?

などを今一度見直してみましょう。

2. スマホでも快適に入力できるUIに

今やお問い合わせの7〜8割がスマホからという業種もあります。
スマホでの操作性が悪いと、すぐに離脱されてしまいます。

✅ 必要なのは…

  • 入力欄のサイズ感を大きめに
  • タップしやすい送信ボタン
  • エラーがすぐ分かるアラート表示
  • 郵便番号で自動住所補完 など

小さなUX改善が、CV率の大きな違いを生みます。

3. 「安心して送れる」印象をつくる

ユーザーが個人情報を送るとき、少なからず不安を感じています。
そこで大事なのが、「このフォームは安心だ」と思わせる仕掛けです。

🔐 入れるべき内容:

  • プライバシーポリシーへのリンク
  • SSL(https)通信対応
  • 「営業電話はしません」などの文言
  • お問い合わせ後の流れを明記(例:●営業日以内にご連絡します など)

安心感は、問い合わせ数アップに直結します。

4. 入力完了後のサンクスページを活用する

「送信されました。ありがとうございました。」だけではもったいない!

フォーム送信後に表示される「サンクスページ」は、ユーザーが一番関心を持っているタイミング。
ここで、以下のような情報を追加することで、次のアクションにつなげられます。

💡 例:

  • よくある質問のリンク
  • 商品カタログや事例紹介ページへの導線
  • SNSやLINE登録への案内
  • 次回キャンペーンの予告

5. 送信ボタンは目立たせる!言葉にもこだわる!

意外と多いのが「送信」ボタンが地味で押しにくいケース。
ボタンはフォーム内で最も大事なパーツのひとつです。

おすすめの工夫:

  • 色は背景とのコントラストをつけて、視認性を高く
  • テキストは「送信」よりも「無料で問い合わせる」「この内容で相談する」など、ユーザーの気持ちを後押しする言葉に

ボタン一つでCV率が大きく変わることも!

まとめ:フォームは“営業マン”の一部!

せっかく魅力的なサービスや商品を提供していても、フォームのせいでチャンスを逃しているとしたら…非常にもったいないですよね。

「フォームは最後のひと押し」ではなく、“最初のコミュニケーション”を始める接点。
だからこそ、見た目や使いやすさ、言葉のひとつひとつに気を配りたいものです。

📩「自社のフォームが使いやすいか不安…」という方は、フォーム診断や改善提案もお気軽にご相談ください!

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