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「いいサイトを作りたい」という言葉が、
失敗の入り口になります。

「かっこいいデザインにしたい」「最新の機能を載せたい」 その考え自体が悪いわけではありません。 しかし、作る目的が「見栄え」になった瞬間、WEBサイトは「使われないもの」へと変わってしまいます。 WEBサイトは、誰かに評価されるための作品ではなく、現場で成果を出し続けるための道具であるはずです。

あなたは、WEBサイトを「飾り」にしたいですか? それとも、事業を支える「武器」にしたいですか?

WEBサイトを「武器」として使える企業の判断基準

すべての企業が、WEBサイトを作るべきだとは考えていません。WEBサイトは、作ること自体が目的になった瞬間、コストにも、足かせにもなります。オフィス・ヒロでは、「作るべきかどうか」を判断せずに制作に進むことはありません。

以下は、これまでのご相談の中で実際に見てきた、WEBサイトが“資産として機能する企業”に共通していた視点です。

当てはまるかどうかを、ご自身で確かめながら読み進めてください。

「作って終わり」にしない覚悟はありますか

公開した時がスタートです。誰が更新して、どんな場面で活用するのか。そこが決まっていないサイトは、悲しいですが高い確率で放置されます。「とりあえず作ればなんとかなる」という考え方は、だいたいうまくいきません。

「誰に何を伝えたいか」を自分の言葉で話せますか

立派な資料なんていりません。ただ「誰に来てほしいのか」「何を分かってほしいのか」を、あなた自身の言葉で語れるかどうか。ここが曖昧なままだと、どんなに綺麗に作り込んでも、誰の心にも響かないものになってしまいます。

「集客以外」の役割をイメージできていますか

WEBサイトは、ただ人を集めるためだけの道具じゃありません。営業の手間を減らしたり、採用のミスマッチを防いだり、初めて会う人との信頼をあらかじめ作っておく。そんな「現場での役割」を意識できるかどうかで、サイトの価値はガラッと変わります。

「作らない・やらない」という判断を面白がれますか

すべての要望を形にすることはしません。効果が薄いことや、続けられない運用は「やめましょう」とはっきり言います。それを「もったいない」と思うか、「無駄が省けた」と前向きに捉えられるか。そこが大きな分かれ道になります。

すぐの結果より、長く積み上げる視点を持てますか

WEBサイトは、広告のようにすぐ結果が出る魔法ではありません。時間をかけて考え方を伝え、信頼を積み重ねて、ようやく自然に相談が舞い込むようになるものです。「すぐに結果が出ないと困る」という場合は、別のやり方を探した方が賢明です。

「等身大の言葉」で語る覚悟はありますか

きれいに整えられた宣伝文句や、どこかで見たような借り物の言葉は、今の時代、簡単に見透かされてしまいます。自分たちが大切にしていること、あえてやらないこと。そんな「等身大の本音」をさらけ出せるかどうか。そこに嘘がないからこそ、WEBサイトを通じて、深い信頼関係が生まれます。

オフィス・ヒロが、考えを「書き続けている理由」

WEBサイトを本物の資産にするには、一度作って終わり、というわけにはいきません。 考え方は、時間をかけて言葉になり、少しずつ積み重なって、ようやくその会社だけの強みになっていくものだからです。

オフィス・ヒロでは、その試行錯誤の過程を、あえてブログという形で残しています。

それは、集客のためでも、ノウハウを教えるためでもありません。 「何を大切にし、どこで判断を分けているのか」 そんな、表には出にくい考え方の道筋を、正直に記録しておきたいからです。

読みやすく整えすぎることはしていません。 それでも書き続けているのは、考え方も一緒に積み重なってこそ、初めてWEBサイトが「生きた資産」になると考えているからです。

もし、ここまで読んでいただいて、 「なんとなく波長が合いそうだな」 「同じような違和感を持っていたな」 そう感じたなら、少しだけブログを覗いてみてください。

そこには、サービスの説明よりも、日々の判断の背景にある「本音」が書いてあります。

これまで考えてきたこと

ここに並んでいるのは、アクセスを増やすために書いた記事ではありません。

WEBサイトをどう考え、どこで判断を迷い、何を「無駄だ」と切り捨ててきたか。 オフィス・ヒロとして積み重ねてきた、思考と判断の記録です。

正解を押し付けるつもりはありません。 ただ、制作を検討する前に、何を信じて動いているのか。その過程を少しだけ知っていただければと思います。

【作る前に、これまで考えてきたこと】一覧を見る

「作ってきたもの」よりも、「判断してきたこと」

いくらで、どう進むのか。先にすべてお伝えします

料金や進め方が分からないままでは、どれだけ考え方に共感しても、前には進めません。 一方で、条件も聞かずに金額だけを提示されても、それはそれで不安が残ります。

オフィス・ヒロでは、「何に、どこまで関わるのか」を整理したうえで、費用をご説明しています。 一般的な目安と、実際の進め方を包み隠さずお伝えします。

制作費は、判断の対価として

多くの制作会社では、ページ数やデザイン案の数といった「作業量」で金額が決まります。 オフィス・ヒロの場合、費用の軸は少し異なります。

  • 作るべきか、作らないべきかを判断すること
  • 何を削り、何を残すかを整理すること
  • 将来の作り直しを前提に、今の最適解を設計すること
これらの「考える工程」そのものが、提供している価値だと考えています。

料金の目安

案件ごとに見積もりますが、考え方は共通です。
  • 小さく始める構成・最低限の設計:20〜40万円前後
  • 既存サイトの見直し・再設計を含む場合:40〜70万円前後
  • 全体設計から関わり、段階的に構築する場合:70万円以上
※ 機能追加や更新代行、広告費などは別途となります。 ※ ご相談の結果、制作を行わないと判断した場合は、費用は発生しません。

進め方の全体像

  • 無料相談(ヒアリング):現状・悩み・これまでの経緯を伺います。
  • 整理と方向性の共有:何を目的に、何を「やらない」のかを言語化します。
  • ご提案・お見積り:作業内容と判断の範囲を明確にした上で提示します。
  • 制作・調整:途中での立ち止まりや、方向転換も前提に進めます。
  • 公開・次の判断へ:「次に何をすべきか」まで整理して一区切りとします。

よくあるご不安

  • 途中でやめたくなったら?
    無理に続ける必要はありません。その時点までの判断内容を整理してお渡しします。
  • 相見積もりでもいい?
    問題ありません。比較することで、考え方の違いが見えるはずです。
  • 必ず成果は出る?
    約束できるのは「考え抜くこと」までです。ただし、考えないまま作ることはしません。

無料問い合わせは、「依頼」ではなく「整理の入口」です

多くの場合、WEBサイトについて悩んでいる時点で、
まだ「何を作るか」や「いくらかかるか」を決める段階ではありません。

本当に必要なのは、今の状況を一度、外に出して整理すること。
何を急ぐべきで、何を決めなくていいのかを、落ち着いて見直すことです。

オフィス・ヒロの無料問い合わせは、制作を申し込むためのものではありません。
一緒に考え始めるための、いちばん最初の接点です。

準備が整っていなくても構いません。
結論が出ていなくても問題ありません。

「今のままでいいのか分からない」
その違和感を、そのままお聞かせください。

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