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「買って終わり」にしていませんか?

ECサイトを運営していると、どうしても「購入してもらうこと」ばかりに目が行きがちです。
でも、本当に大事なのはその先──“買った後どうつながるか”。
ここを丁寧に設計しているブランドほど、結果的にリピート率が高く、ファンが増えています。

リピーターが自然と戻ってくるECサイトには共通点があります。
それは「人としての温かみが感じられるコミュニケーション設計」です。

購買後コミュニケーションが生む“安心感”と“共感”

商品を受け取ったお客様がまず感じるのは、「このブランドは自分をどう扱ってくれるのか」ということ。
つまり、商品そのものよりも“体験全体”が記憶に残るということです。

  • 発送メールが機械的ではなく、温かい言葉で届く
  • 同梱メッセージに「作り手の声」や「次への楽しみ」がある
  • 購入後のメールが“売り込み”ではなく“会話”として届く

このような一つひとつの積み重ねが、「またここで買いたい」と思わせる最大の要因になります。
逆に、味気ない自動返信や売り込み調のメルマガばかりでは、リピーターどころか“もういいや”と離れてしまう可能性も。

ファン化を促す“3つの接点”

購買後のコミュニケーションを考えるうえで、特に意識したいのが以下の3つの接点です。

  • 購入直後のフォロー:発送完了メール・お礼メッセージ・到着確認
  • 購入後1週間以内:使用感のヒアリング・活用方法の紹介
  • 継続的なつながり:季節の案内・ブランドストーリー・お客様紹介

これらの接点を「テンプレート」ではなく「ブランドの言葉」で届けることが大切です。
“またこの人から買いたい”と思ってもらえるのは、商品の魅力だけでなく、ブランドの人柄そのものなんです。

SNSとメールを“補い合う関係”にする

メールとSNSは、どちらか一方に頼るのではなく、役割を分けて使いましょう。
メールでは丁寧に情報を届け、SNSでは日常的なつながりを保つ。
たとえば、「メールで届いたお知らせをInstagramで再確認する」といった流れができると、自然にタッチポイントが増えます。

また、SNSでの投稿に購入者の声や写真をシェアすることで、“買った後も参加できる場”を作ることができます。
こうした「一方通行でない関係づくり」が、ECにおけるファン化の肝です。

“同梱物”は最も効果的なアナログ接点

デジタル時代とはいえ、箱を開けた瞬間の体験は格別です。
手書きのメッセージカード、スタッフの一言、次回使えるクーポンなど、ほんの少しの工夫が大きな印象につながります。
同梱物はブランドの「温度」が伝わる貴重な接点。
派手でなくてもいいんです。誠実に、相手を思う言葉で十分伝わります。

まとめ:“売る”ではなく“つながる”ための設計を

リピートを生むECサイトは、どれも「買ってからの時間」を大切にしています。
購買後のコミュニケーションを、マーケティングの一部ではなく“顧客体験の中心”として設計する。
そこにこそ、リピーターが自然と戻ってくる理由があります。
メール、SNS、同梱物──どれも手間に見えて、最終的には一番の資産になる部分です。
今ある仕組みを、ぜひ一度見直してみてください。

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