「更新してない」=「動いてない会社」に見える現実
ホームページを久しぶりに見返してみると、「最終更新日:2021年」となっていたり、採用ページに“現在募集していません”のまま放置されていたり…。心当たり、ありませんか?
情報が古いままのサイトは、それだけで「この会社、最近は動いてないのかな?」という印象を与えてしまいます。実際、Googleも“更新頻度の高いサイト=信頼性が高い”と判断する傾向があります。
つまり、更新を止めることは「信用の停止」とも言えます。今は、発信が止まっているだけで“活動していない会社”と思われる時代です。
なぜ「放置サイト」が信用を落とすのか
理由はシンプルです。今のユーザーは、情報の“鮮度”で信頼を測っています。
- 最新の施工事例や導入実績が1年以上前
- お知らせ欄が「年末年始休業のお知らせ」で止まっている
- ブログが途中で更新停止
こうした状態が続くと、どんなにデザインが良くても、ユーザーは“動いていない会社”と判断します。
しかもそれは、新規の見込み客だけでなく、既存顧客や取引先にも影響します。
「この会社、今どうしてるんだろう?」と不安を持たれるだけで、商談のチャンスを逃してしまうこともあります。
「更新=信頼」を積み上げるWeb運用の考え方
ホームページの目的は、情報発信ではなく“信頼を維持・蓄積すること”です。
そのために必要なのは、更新そのものを“習慣化”すること。大げさな内容でなくても構いません。
- 施工・導入実績を1件ずつ紹介
- スタッフ紹介や社内イベントを投稿
- 季節ごとのキャンペーン・製品情報をお知らせ
- お客様の声を1件ずつ追加
これらを定期的に行うだけで、「今もちゃんと動いている会社」という印象を与えられます。
重要なのは“内容の派手さ”ではなく、“継続して更新されていること”そのものです。
「誰が見るかわからない」からこそ続ける価値がある
更新しても、すぐに問い合わせにつながらないこともあります。
でも、見込み客は意外と細かくチェックしています。商談前に会社名で検索されたとき、ブログや最新情報が更新されているだけで、「信頼できそう」と感じてもらえるのです。
つまり、更新とは“未来の信用づくり”です。
地味な作業ですが、やればやるほど信頼の土台が強くなります。
まとめ:更新の有無は「信用のバロメーター」
放置されたサイトは、デザインやSEO以前の問題として信用を下げます。
一方で、小まめな更新は、確実に「信頼を積み上げる投資」になります。
忙しくて手が回らない場合は、まず月1回でも構いません。
会社の“今”を伝える発信を続けることで、Webサイトは「静的な名刺」から「信頼を育てる資産」へと変わっていきます。
