はじめに
農業・漁業に携わる皆さんにとって、「誰が作ったか・誰が獲ったか」が消費者の信頼に直結する時代です。スーパーの棚に並ぶだけでなく、直販やふるさと納税、産地直送が増える中で、ホームページの活用は重要性を増しています。今回は、生産者自身の“顔が見える”サイトが、なぜ信頼と売上に直結するのか、そしてどのように作ればよいかを解説します。
1. 「顔の見える」情報が信頼を生む
誰が、どこで、どんな想いで生産しているのか――。こうした情報を写真や文章で丁寧に伝えることで、消費者との距離がぐっと縮まります。特に家族経営や小規模生産では、温かみや誠実さが強みになります。
2. 作業風景や日常を発信して「共感」を得る
日々の農作業や水揚げの様子、四季の変化などをブログやSNSで発信することで、ファンやリピーターが増えやすくなります。Webは単なる情報発信ではなく「つながるツール」として活用しましょう。
3. 商品の魅力をしっかり伝えるページ構成
野菜や魚介の種類ごとに紹介ページを設け、味の特徴、収穫・水揚げ時期、おすすめの食べ方なども加えましょう。レシピや保存方法なども添えると購入率がアップします。
4. 直販や予約注文をスムーズに
ネットショップ連携や問い合わせフォームを整備し、購入や予約がスムーズにできる仕組みを用意しましょう。LINEやInstagramなどで注文を受け付けるケースも増えています。
5. 地域の魅力とともにブランディング
「◯◯町の米農家」「▲▲湾の漁師」など、地域名とセットで打ち出すことで、土地のブランド力や観光資源との連携も可能に。地域活性にも貢献できます。
まとめ
農業・漁業にとって、Webサイトは「あなたの人柄」と「商品の価値」を伝える大切な場です。顔が見える発信を通じて信頼を築き、ファンを育てることが売上や継続的な関係につながります。オフィス・ヒロでは、農業・漁業向けホームページの制作・改善支援を行っています。ぜひお気軽にご相談ください。